ABOUT 富強食品について
富強食品は1958年「富強豆品製造廠」として創業しました。
創業者の富岡強は故郷の美味しい料理をもっと日本に広めたいという想いを胸に、中国豆腐をはじめとする大豆製品の本場、中国から日本にやってきました。
今では中国料理店やご家庭で人気の春巻きも、まだ日本の食卓では存在すら認知されていない時代です。豆腐干や豆腐皮をはじめとした大豆製品を中国料理店に卸す日々の中で、同胞の料理人達が時間がない中春巻き皮を一枚一枚焼いている現状を見て「料理人は美味しい料理を作る事に徹するべきだ。料理人が料理時間を確保できるようにメーカーとして春巻きの皮を作ろう!」と日本で初めて春巻きの皮を商品化することを決意しました。
故郷中国・安徽省で家族のために真心を込めて料理をしていた母の笑顔を思い出しながら。現在の西麻布の配送センターのある場所で豆製品を製造した後、製造スタッフと当時の中国料理界を牽引していた料理人の仲間達の力を得て、料理人の方に満足いただける美味しい春巻きの皮を目指して製造を始めました。
フライパンで一枚一枚手作業で焼いて製品化した富強食品の春巻き皮は、品質の高さと美味しさから沢山の信頼をいただき、当時の料理人達のなかで瞬く間に人気となりました。
美味しい春巻きの皮が注文できるようになり高級中華料理店やホテルのレストランなどで、料理人達が積極的にメニューに春巻きを取り入れるようになりました。当時はほとんど存在を知られていなかった春巻きが広く認知されるようになったのです。
フライパンでは製造が追いつかないほど受注が増えてくると、大判の鉄板で生産するようになり「富強豆品製造廠」という名前も現在の「富強食品」と改めました。
その後より良い品質を求めて美味しい水が豊富な千葉県野田市に工場を設立し、富強食品は春巻き皮、餃子皮といった中国料理のシートを始め食品総合中華食材メーカーとして中国料理店や高級ホテルの料理人から愛される会社になりました。
料理人の方への愛を忘れず、常に商品を使っていただく皆様を思って商品を作り続けてきたからこそ、そして料理人の方々の熱い支えにより現在に至るまでご愛用していただける美味しい最高級の皮をご提供できております。美味しい料理を作ってもらいたい。そしてその料理を召し上がってくださる方々の笑顔を祈り続けて65年。
今日も富強食品は美味しい料理を作りたいあなたの気持ちを応援します。
